優しい診療
優しさと温もりで対応するカウンセリング
お口の中のトラブルは患者さまごとに異なり、求めている治療も人によってさまざまです。当院では、患者さまが求めている治療を提供するために、カウンセリングを重視しています。
充実したカウンセリング体制を整え、すべてのスタッフが患者さまのお話をゆっくり伺いながら、ご要望や生活背景などを汲み取り、納得していただける治療をご提案します。患者さまとのコミュニケーションを大切にし、一方的な説明にならないよう心がけています。カウンセリングは治療の不安や悩みを取り除くためにも大切です。悩みや不安があるようでしたら何でもご相談ください。優しさと温もりの心でお応えいたします。
初診カウンセリング
初めてご来院いただいた患者さまには、初診カウンセリングを受けていただきます。問診票を見ながら現在のお悩みをお聞きし、治療へのご要望をお聞きします。持病や服用中のお薬がある場合は、治療に影響する可能性がありますので確認は特に必要です。また全体的な健康状態についてもお聞かせください。
セカンドカウンセリング
検査結果をもとに進めるカウンセリングです。レントゲン写真やお口の状態を記入したシートをお見せしながら説明し、現在のお口の中の状態を知っていただきます。そのうえで初診カウンセリングでお伺いしたご要望をもとに、さらに深堀りします。患者さまが求めている治療を確認しながら相応しい治療を一緒に考え、ベストな治療をいくつか提案いたします。その提案ではそれぞれの治療のメリット・デメリットを明確にお伝えし、患者さまの意見を伺い、ご納得いただけると初めて治療へ進みます。
1回のカウンセリングで治療方法が決まらない場合は、ご理解いただけるまでご相談にのります。納得できるまでお話しください。
トリートメントコーディネーターが在籍
インプラントや審美治療が必要な方は、より専門的なカウンセリングが必要になる場合があり、当院ではスタッフ全員がトリートメントコーディネーターの資格を持っています。
患者さまが健康で素敵な笑顔でお過ごしいただけますよう「優しさ・温もり・安心」をモットーとしたお付き合いをさせていただきます。どうぞお気軽にお声がけください。
安心してお話できる個室のカウンセリングルーム
カウンセリングルームは、初診用とセカンドカウンセリング用の2つの個室をご用意しています。清潔感溢れる明るいカウンセリングルームには、フラワーアレンジメントやアロマの香りが漂い、緊張感を和らげてくれます。お話しやすい雰囲気の中で、スタッフがじっくりお伺いします。
問診ルーム
問診票をご記入いただいた後、初診カウンセリングを受けていただくお部屋です。患者さまと一対一でお話できる環境を整えています。プライバシーが守られていますので、何でも気軽にご相談ください。
カウンセリングルーム
初診カウンセリングと検査を終えた後、セカンドカウンセリングを受けていただくお部屋です。モニターを設置し、レントゲン写真や症例などをお見せすることができます。個室でプライバシーが保たれていますので、どんなことでも安心してお話いただけます。
お口の状態シートで治療が必要な歯が一目瞭然!
お口の中の状態は、「お口の中の状態シート」に細かく記入いたします。むし歯や歯がないところのチェックから被せ物や根の膿の状態まで、お口の中の問題点や改善点・必要な情報を細かく添え書きしていて、お口の中の健康状態と必要な治療が一目瞭然で分かります。治療を進める過程で、お口の中の状態は変わってきます。その都度、新しいチェックシートに書き換えていきますので、常に最新の状態が把握できます。
痛みに配慮した治療
歯の治療を受ける時一番気になるのが、痛みに対しての不安です。痛みの不安があると緊張して身体が硬くなり、よけいに痛みを感じやすくなります。当院の治療のモットーは、「安らかに癒される気持ちで、痛くなく、怖くない治療を心がける」です。歯を削る時、強い痛みが伴う場合は麻酔を使い、痛みに配慮しています。
表面麻酔で針を刺す時の痛みを和らげる
麻酔をかける時針を刺すと、一瞬チクッとすることがあります。そのために麻酔注射を嫌がる人は少なくありません。こうした痛みは、麻酔前に表面麻酔を使うことで緩和できます。表面麻酔は麻酔注射を打つ時の痛みを緩和する麻酔前の麻酔です。あらかじめ針を刺す部分の粘膜に塗ってしばらく時間を置くと、患部が痺れてきて針を刺しても痛みを感じにくくなります。チクッとした痛みがなくなり、針を刺した時の緊張がなくなります。
電動麻酔器で注射の痛みを和らげる
麻酔液を注入する時、痛みや違和感を訴えることがあります。これは、薬を注入する時の圧力が早すぎたり、ムラがあるために生じるものです。薬を注入する時の力加減は難しく、ドクター泣かせといえますが、電動麻酔器を使うと安定した状態で注入できます。電動麻酔器は一定の圧力と速度で麻酔液を注入できるため、注入時の痛みや違和感が少なくてすみます。治療を終えると、「痛くありませんでした」とおっしゃる患者さまもいらっしゃいます。
複数回に分けて薬を注入する
麻酔を打つ時には薬を注入する回数を何回かに分け、痺れの具合を見ては少しずつ薬を注入します。その分時間がかかりますが、よりしっかり麻酔が効くため痛みを感じにくくなります。
鎮痛剤で痛みを和らげる
むし歯の状態が悪くて痛みのある時は、麻酔をしても痛みのコントロールが難しいことがあります。その場合は、あらかじめ鎮痛剤を飲んでから麻酔をかけることもあります。麻酔と鎮痛剤の効果でほとんど痛みは感じなくなり、痛みの不安がなくなります。通常の場合は鎮痛剤を飲まなくても、麻酔注射だけで痛みをコントロールできますのでご安心ください。
ウォーマーで麻酔液を温める
麻酔液の温度が冷たいと、体内に入った時に温度差で痛みが生じます。ウォーマーは麻酔液を温める器械で、麻酔液を入れておくと体温に近い温度に温められます。温度差がほとんどなくなりますので、薬を注入した時の痛みや違和感がなくなります。
言葉で痛みを和らげる
ハード面のほかにも、患者さまに安心感を与える言葉をかけるなど、メンタル面でのサポートをしています。麻酔が効くまでの間も「大丈夫ですか?」と、その都度お声をかけさせていただいています。スタッフ全員で患者さまを見守っていますので、万が一気分が悪くなった時などは、スタッフまで遠慮せずお知らせください。
麻酔が効きにくい時は…
歯の状態によっては、麻酔が効きにくい場合があります。症状や患者さまの体質によって異なりますので、一人ひとりの状態を見ながら適切な対応をいたします。
麻酔が効きにくい場所を治療する場合
歯の場所や状態を見れば、麻酔が効きにくいかどうかは判断できます。事前にこれから麻酔が効きにくい場所を治療することをお伝えし、できるだけゆっくり時間をかけて麻酔をしっかり効かせます。また、外科的な処置を行う時は、必ず血圧を測定してから麻酔をします。
恐怖心の強い方は
患者さまの中には、白衣を見ただけで恐怖心を感じるなど、いわゆる歯科恐怖症の方がまれにいらっしゃいます。そのような方に麻酔をすると、針を刺す時に血圧が上昇して身体に負担がかかる場合があります。恐怖心が強い方には、事前に麻酔の説明をすると同時に血圧を測定いたします。明らかに血圧が上昇している場合、その状態で麻酔をするのはとても危険です。患者さまの安全を再優先に考えますので、治療をしない場合もあります。
薬を服用中の方は
高血圧の方の場合、内科を受診されてから改めて来院いただくことがあります。また抗鬱系の薬や向精神薬など、薬によっては麻酔が効きにくくなることがあります。事前に確認をいたしますので、服用中のお薬がありましたら必ずお知らせください。